title | 試験No.270 コード:アルムブラスト |
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user name | まてば |
blocks | 1. 頭部,2. 右肩,3. 左肩,4. 胸部,5. 右前腕,6. 左前腕,7. 右膝上,8. 左膝上,9. 腰部,10. 右膝下,11. 左膝下,12. 右つま先,13. 左つま先 |
Parts used | メカサプライ01 フレキシブルアームA×1メカサプライ02 フレキシブルアームB×1メカサプライ07 エクスアーマーA×1メカサプライ09 エクスアーマーC×1メカサプライ10 ディテールカバーA×1メカサプライ13 ラジエートフィンA×1メカサプライ15 カスタマイズヘッドB×1メカサプライ16 カスタマイズヘッドC×2ウェポンユニット04 マルチミサイル×1ウェポンユニット07 ツインリンクマグナムウェポンユニット10 マルチプルシールドウェポンユニット20 ガトリングガン×1ウェポンユニット24 ハンドガン×1ウェポンユニット39 連装砲×1ヘヴィウェポンユニット05 メガスラッシュエッジ×2ヘヴィウェポンユニット06 エクシードバインダー×1ヘヴィウェポンユニット11 キラービーク×1へヴィウェポンユニット18 レイジングブースター×1へヴィウェポンユニット19 ソリッドラプター×2ヘヴィウェポンユニット22 エグゼニスウイング×1ギガンティックアームズ06 ラピッドレイダー×1 |
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クラウドセンチュリー212年1月、月面が新たに投入した〈フレズヴェルク〉に防衛機構は苦戦を強いられていた。 自軍のFAを翻弄する超機動力と同等に危険視されていたのが、既存の武器の殆ど無効にしてしまうTCSであった。 「他のTCS搭載機が今後出現する恐れがある」と危機感を感じた防衛機構上層部から開発陣に「TCSを破壊、あるいは無効化する兵器を開発せよ」という命令が飛び、未知なる敵の技術に対抗するため様々なプランが提案された。 その中でも「大火力の火器を搭載したFAでTCSごと相手を吹き飛ばしてしまえばいい」という単純な発想の元に開発されたのが本機〈アルムブラスト〉である。 元々艦載用だったレーザーキャノンを2基バックパックに搭載し、〈スティレット〉本体にもキャノンの運用に耐えられるようにスラスターや、予備ジェネレーターを搭載するなどの改修が行われている。 しかしかなり無理をして高威力な武器を搭載しており稼働時間は〈スティレット〉の半分、機体バランスが悪く操作性は劣悪、キャノンは一度射撃すると次の射撃まで莫大なチャージ時間が掛かる(無理をして射撃すると爆発の恐れあり)など完成度は高いと言えない機体であった。 様々な欠点が目立つ本機だが、ある戦闘で味方と連携して足を止めた〈フレズヴェルク〉に砲撃、TCSを貫通して相手を中破させ撤退させるという記録が残っており、数少ないTCSに対抗できる戦力として追加生産され、他のATCS兵器が開発されるまで様々な戦場に出撃する事となった。 その後、役目を終えた本機は全機解体されたが、開発データは後に東アジア防衛機構で生産される〈レイダオ〉に使われる事になり、本機が目指した「TCSを無効にするほどの火力を搭載したFA」という目的はそこで受け継がれる事となる。 |