「スティレット　プラン・ライトニングライブ」通称「イルミネーションズマジシャン」は、
Ｔ結晶ユニットを駆使した後方支援を目的とした機体である。

各部にＴ結晶ユニットをふんだんに使用しており、それによるエネルギー派もしくはユニットそのものを操って攻撃・防御を行う。
機体後部には飛行制御ユニットも備え付けられており、水平姿勢による重爆撃機のような運用が可能である。

大型の杖型兵器「アルナイル・クルセイド」にはエネルギー派の制御を行いやすくする補助機能が備え付けられている。
だが、かなり硬度があるため単純な打突武器としても優秀である。
弦楽器型の斬撃武器「ライブアックスＴＣＳ」は刃部に特異形状のＴ結晶ユニットを纏っており、
「アルナイル・クルセイド」同様にエネルギー派の制御を行いやすくする他、ユニットから攻撃性の無い光や音を出すことも可能。
これは敵の注意を本機に向ける他、敵機を照らして攻撃を当てやすくする効果もある。また、味方の士気を上げるという目的もある。

そもそもこのプランには「戦後の人々に希望を与える」というのも含まれている。
派手すぎるほどにＴ結晶ユニットを使用したり、戦闘に関係ない機能を付けたり、魔法使いを彷彿させる外見にしたりするのもそのためである。
もちろんコストは考慮していない。
戦闘力と娯楽性を兼ね揃えた本機だが、機体をラピエールやバーゼラルドに変えるべきという意見もある。

なお、本機のパイロットはえらく気に入ったようで、戦後にアイドル活動も行えるように音楽の勉強をしたりとノリノリである。