NSG-X1 フレズヴェルグをはじめとするTCSオシレータ搭載機を一対一の格闘戦で撃破・殲滅することを目標とした技術実証機。
Tクリスタルシールドへの対抗策は地球防衛機構技の各研究施設でも複数検討されているが、本プランを提唱したチームは「大質量兵器による打撃によりシールドごと破壊する」という半ば強引なコンセプトを打ち出した。
本プランの根幹をなす”大質量兵器”には、FA史初期に開発された打撃兵器インパクトナックルに手を加えた”試製対障壁戦術鎚”を採用し、本体へは主にいち早く間合いへ踏み込み、逃さないことを目的とした装備が施されている。
各拡張装備は一部を除きすでに十分な実績のある装備、または技術の応用により構成され、その組み合わせによって前述のコンセプトを実現することを目標としており、これによりプロジェクトの求める十分な性能と生産性・整備性・運用性を達成した。