スティレット強化案として採用されたバリエーションの一つ。宙域戦での効率的な支援火力の投入を目指した機体。
補助フレームの追加した腕部によって、通常両手での運用を想定している武器を片手で扱えるようにし、マルチスラスターとミサイルユニットを併せ持つ背部のユニット、肩部に武装を追加。これにより、1機で3機分の火力と継戦能力を持たせることに成功。複数の武器を用いた多方面への同時火力支援を可能にした。
追加フレームは容易に取り外しができメンテナンスも容易であったため多数の機体に装備されることも期待されたが、そもそも複数の火器を同時に扱うには搭乗者の技量も求められたため採用実績は少なかったという

―コメント―
今回のスティレットに追加されたハードポイントを生かそうと考えた結果、コンバートボディとの合せ技で装備を拡張する方向でアレンジしていきました。
当初は脚部にもフレームを追加してもっと武装を盛る予定でしたが、本機体の設定・戦場での役割である「多方向への臨機応変な支援火力の投入」を目指した結果、上半身に火力を集中させて脚部は追加したブースターでの機敏な軌道修正・姿勢制御を担うといった形に仕上げました。