第三プラン装備後に開発されたアームドドレスアップ第二プラン装備。一部パーツの支給に遅れが生じたために第三プラン装備よりも後に完成した。
　第一プラン装備は非常に野心的な試みが盛り込まれたものの、その結果機体の可動性が大きく制限されるという非常に大きな問題が発生した。
　そのため、俗に言うフルアーマープランにあたるものは開発の延期。機動性、可動性を両立したプランが優先して開発を進めることとなった。
　プラン02は通称｢ギガ・クラッシャー・ドレス｣と呼ばれ｢高出力、高突破性能の獲得｣を目的として開発を始めた際に判明したフレズヴェルグへの有効な攻撃手段｢質量攻撃｣を盛り込む為にスパイラルクラッシャーを搭載した装備として完成した。またスパイラルクラッシャー以外にもフォールディングキャノンを使用した高圧型パイルバンカーを装備している。
　高出力、高推進力を上乗せして敵機を叩き潰す「スパイラル・ギガント・クラッシャー」が必殺技である、とは戦闘を目撃した他のFAパイロットによって流布された情報である。
　レティシアの好みに近い機体としてレティシア本人も気に入ってはいたが、最大の特徴であるスパイラルクラッシャーが逆に武装の一つであるサムライマスターソードをフル活用出来ない要因となってしまった。
　突破性能の高さを実現した高推進力を獲得したバックユニットだが、非常に重量があったために機体がトップヘビーに、右腕のスパイラルクラッシャーの巨大さの為に機体の左右バランスが崩れているなど、各所に歪みが生じているため、量産モデルにおいて大幅な構成変更が行われる事となった。
　なお、本人はこの機体での活躍において｢野蛮だと言われて非常に心外である｣と述べているが、相対した敵機の殆どは機体損傷が激しい為にレティシアの訴えが届くことはまだまだ遠いようである。