レギュレーションに収まるようにXF-3風味で仕上げた機体です。

損害率が高く、それ故に精鋭ぞろいとなった空戦FA乗りの損失を防ぎつつ、その能力を十分に発揮させるための装備。
遠隔操作されるドローンにより戦闘領域を広げ、単身で広域を制圧させるというコンセプトとなっている。

小型ドローンは固定中Ex-P16Hの制御で増加ブースターとして機能する。
ドローンに懸架された兵装は固定中・分離後問わず使用可能であり、通常はガトリングが搭載されているが、作戦内容によってはミサイルなどに換装される。

大型ドローンは各機からもたらせる情報の処理をサポートする役割があり、本体の指令を中継することでさらに広範囲の制圧が可能となる。
ただし主機も兼ねているため分離後は本体の機動力が大幅に低下する。

ドローンを主兵装とするため本体の武装は長尺のビームガン。それ以外には近距離での防御用にブレシアダガー、シェイパーカノンⅡと簡素にまとめられている。

開発当初はOSの未熟さからコンセプト通りの性能を発揮しきれず、本格的な実戦投入はリベルタ騒乱以後となるが、本機のデータは他の機体開発に生かされることとなった。