フレスヴェルグによって大破喪失したスティレットシルフィードに代わるレティシア・フィオーネの機体としてコンペティション参加を利用して調達したSA-16EXを専用カスタムした｢スティレット・グレイシルフ｣に施した増加装備プラン｢アームドドレスアップ｣の第一プラン装備。
フレスヴェルグとの戦闘を主題にレティシア自身が考案した戦術｢任意タイミングでのオールレンジ攻撃｣を実現するために開発された。
増加装甲、補助推進機構を兼ねて全身に纏った四基のエクシードバインダーを改造した無線攻撃端末｢プロトバンシー｣の搭載が最大の特徴であり、必要出力の確保の為にエグゼニスウイング、ソリッドラプターを追加装備している。
テストを兼ねた戦闘においてプロトバンシーは稼働時間の問題は残したものの想定以上の戦果を挙げ、本機も追加装備による高出力モードが実装された。しかし、全身を覆う装備は本来の軽快な機動性を失わせ高出力モードもレティシア以外では出力調整が常に必要な為に、汎用化は不可能と判断され、結果的には失敗作の烙印を押される事となった。