「開発初期はウサギの足なんて呼ばれてたらしいが、こんなごついウサギが居てたまるかってんだ。」…とあるパイロットの雑談

スティレットの機動性を維持しつつ、遠距離からの高火力支援を目的として開発された機体。
従来のスティレットで懸念されていた積載重量を改善するために逆間接型の脚部が考案されたが、資材が限られた状況下で新たなパーツを一から造り出すことは不可能に近かった。
そこで従来機の間接部に専用アタッチメントを装着、足首から足先を超重量に耐えうる物に換装する事で、パーツの殆んどを従来機からの流用で積載重量を底上げする事に成功した。
かくして、従来機では運用が困難だったレールガンと長距離ミサイルを搭載、頭部パーツも望遠スコープ搭載の遠距離戦用に交換、総重量が増したことによる機動力低下にはブースターの増設で対応。
従来のスティレット程の機動性には及ばないが、空中戦闘が可能な高火力支援機となった。
接近戦用にレーザーブレードも流用してある。

「外付けの武装に金をかけまくるのも良いが、もう少し機体自体にもまわしてほしいもんだ。」…とある技術者の愚痴