スティレット本来の航空戦力としてのカスタマイズでは無く、試験機として試製装備の実機テストを行うことを目的とした機体。
脚部に大型のホバー装置を装備し地上での機動力向上を目的とした機体となっている。
設計者はホバーに可能性を感じている様だったが、不安を感じた担当パイロットからの強い要望によりスティレット系の主機として使用されている「SH-4000-D セイレーンmkⅡ-D」を追加で設置された。そしてその判断は彼の身を救う事となった。

手に持っているハンマーは書類上「噴進式鉄槌」という名を与えられているが、誰もそのように呼ばずブーストハンマーという通称で通されている。
外観どおりに非常に高い威力とそれに見合った劣悪な操作性と命中精度であり、不動目標や大型目標の破壊を前提としている。
一部人員から高い評価を得たことから研究開発費を得、試製三式破城槌の開発へと繋がっていく。

肩部にはカウンターウェイトを兼ねた汎用湾曲装甲板を装備している。